今年の春のセンバツ高校野球の中止が発表になりました…。

でも、その分を夏にやるんだ!!
夏までに何が何でもコロナウイルスを収束させて、夏に春の分も行う大会にするんだ。
そのようにドラえもんの『先取り約束機』に約束します。


doraya


*先取り約束機とは?
映画ドラえもん・のび太の大魔境に登場した秘密道具です。
この機械に、後に何々するとかたく約束すると、その結果を先取りできます。

例えば『明日必ずご飯を食べるから、今すぐお腹をふくれさせて』
そう約束すると、今すぐ満腹になります。
『その代わり明日は、今日の分も食べなければいけないんだよ』

「夏に必ず81校で高校野球の大会をするから、センバツ高校野球の気分を味あわせて」
そんな風に約束します。
『その代わり、夏には春のセンバツの分もやらなければならないんだよ』
(各都道府県の予選は、その都道府県のチャンピオンを決める大会なので、春のセンバツ出場校も参加します。)
そうすると、夏の大会は春のセンバツ32校+夏の都道府県代表49校の、合計81校になります。
(ただ、試合数の合計が80試合になってしまいますので、甲子園だけで試合をする事はできなくなりますが、それでもだいぶマシです。)

では、実際に今年(2020年)の夏はどのような大会にすればいいのか。

『このまま何もできずに、2020年の春のセンバツ大会が中止のまま終わる』という最悪の事態だけは、絶対に回避しなければいけません。

どんな形でも、センバツの選手たちに大会をさせるのです。
では、実際に今年(2020年)の夏はどのような大会にすればいいのか。


A案

2020年の夏の大会は、春の大会との『ミックス大会』として行う

いちばん現実的な選択肢です。

春の大会と夏の大会を合同で行い、最大81校によるトーナメント戦を行います。

では、春のセンバツに出場予定だった高校が、夏の都道府県予選も優勝した場合はどうするのか。

1・その都道府県からは重複はしない。出場校の合計が減る。(81校の約束と違うぞ)
2・その都道府県の準優勝校も出場する。出場校の合計は変わらない。
3・その高校を2チームに分けて出場する権利を与える。出場校の『延べ数』は変わらない。
 (それぞれトーナメントの逆側に配置します。両チームが決勝に勝ち上がった場合は決勝戦は行わず、その高校の優勝となります。)

3はあまり現実的ではありません。100人以上部員のいる高校もありますが、部員数が18人未満だと、2チーム組むことができません。また、主力を残すためには部員数が27人以上でなくてはなりません。

また、前述したように81校出場の場合は、さすがに全ての試合を甲子園球場で行うことはできません。
高校野球において終盤の過密日程を避けるために、他の球場も使うという案もあるようですが、それでも(少なくとも夏の出場校は)最低1回は甲子園で試合をさせたい。
それぞれ初戦を甲子園で行い、2・3回戦はほかの球場で行う。
しかしそれでも81チームが試合をするとなると、それぞれの初戦を全て甲子園で行うとなると、スムーズにいっても11日(通常の大会では7日)かかってしまいますので、現実的ではありません。
春の出場校は『大会ができるだけ、まだよし』という考えもあるかもしれません。あくまで大会に出場できない『最悪の事態だけは回避』といった感じです。


B案

春ブロックと夏ブロックを分ける。

春ブロックと夏ブロックでトーナメントを行い、それぞれ春の優勝校・夏の優勝校を決めます。
そして最後に、その春の優勝校と夏の優勝校とで、グランドチャンピオン決定戦を行います。

春側のトーナメントは基本的に別会場で行います。(『大会ができるだけよし』とします。)終盤の方では日程しだいで、甲子園球場でも試合を行います。
夏側のトーナメントは甲子園球場で行います。

春と夏の重複(センバツ出場校が都道府県の予選も勝ち上がった場合)が0校の場合は非常にいい方法となりますが、ちょっとそれは現実的ではなさそうです。

では『重複した場合』はどうするのか。

春側と夏側どちらに出るか選択する。もう一方には都道府県の準優勝校が入る。

振替なしで、準優勝校は入れないというケースも考えましたが、この案の場合、どうしても春側32チーム・夏側49チームで行わなければなりません。
特に春側の32チームは固定になります。
そうしないとトーナメント上不均衡を生じてしまうからです。
春側のトーナメントが31チーム以下になった場合は、4勝で春側のトーナメント優勝の可能性が出てしまいます。
一方夏側のトーナメントでは、6勝しないとトーナメントに優勝できない高校もあります。
この場合、最終的にグランドチャンピオン決定戦を行うとすると、5勝でグランドチャンピオンの可能性もあれば、7勝しないとグランドチャンピオンになれないという可能性も生じます。
通常の夏の甲子園の場合は、優勝するまでに必要な勝利数が5勝のケースと6勝のケースがあります。優勝までの試合勝利数の差が1付いてしまうことはありますが、2以上付いてはいけません。
この『試合勝利数』の差は、1以内にとどめないといけません。

ちなみにここでは振替で入るのは『都道府県の準優勝校』と書きましたが、もうひとつの案としてその『準優勝校』と『準決勝で優勝(既に出場権がある)校に敗れた高校』とのプレーオフを行うというのもあります。(もしくは既に出場権がある優勝校に敗れた高校でパラマス式でプレーオフを行う手もあります。この場合、甲子園出場のための勝利数は変わらない、もしくはその差は1勝以内になります。)

C案

春夏重複の高校は、敗者復活の権利を与える。

この場合、前述の『2チームに分ける』や『都道府県の準優勝校が出場する』はなくなります。(81校は延べ数となります。)
実はこれは春と夏の高校野球に出場する『チーム数』や『優勝までの勝利数』の違いが、この方法を考えるきっかけになりました。
春の大会は32チーム・2の累乗です。出場する全てのチームが『優勝するためには5回勝利する』事になります。

ところが夏の大会は各都道府県49チーム(北海道と東京は2チーム)です。
優勝するために必要な勝利数が、5回と6回のケースがあります。

この差を上手に利用するのです。

まず先に春の大会側のトーナメントを進めます。
甲子園にこだわっている場合ではないので、4会場で4試合、1日で1回戦を終わらせるという選択肢も。
そして2回戦ぐらいまで先に終わらせてしまいます。

春夏重複でない高校の場合は、春側のトーナメントで負けたらそこで敗退となっていまいます。
一方、春夏重複の高校は、負けても夏側の大会に編入できます。

春の1回戦で負けた、夏の大会の権利を持つ高校は、夏の1回戦に編入します。
2回戦で負けた場合は、夏の2回戦から。
春の準々決勝で夏の3回戦から。
春の準決勝で負けた場合は夏の準々決勝から。
春の決勝で負けた場合は、夏の準決勝から。

それぞれ編入して夏側のトーナメントを行います。

重複のチームが春のトーナメントで優勝した場合は…後述します。

この形式で春のトーナメント側で『春の優勝校』を決定します。

そして夏側のトーナメントも進めてゆきます。夏側のトーナメントは甲子園球場で行います。
この場合、次のラウンドに進むチーム数をうまく調整しなければいけません。その為に春側のトーナメントを早めに進めておきます。
どのタイミングで、何チームが夏側のトーナメントに編入してくるかが不定だからです。
前提としては、試合の勝利回数の差が2試合以上生じないこと。
春側のトーナメントは32チーム、2の累乗なので、どのラウンドで負けたかによって勝利数は固定です。
もしこれが1チームでも差があったら、勝利数が固定ではなくなり、この案はうまくいかない事でしょう。

そして夏側の大会の優勝校も決定します。春側のトーナメントで敗れたチームが、夏側のトーナメントで優勝する可能性もあります。

こういう事を話していますが、実は筆者自身も『どのようにトーナメントなどを組んでいけばいいか』を把握できていません。
実はトーナメントの組み方等が非常に煩雑なことになってしまうのです。
また、どのタイミングで春側も夏側もトーナメントを進めていくかも大きな課題です。
コンピューターを使って複雑な計算をして、ありとあらゆる可能性に対処できなければいけません。
とにかく試合勝利数の差を2以上にしないこと。あと日程などもきちんと調整することなど、結構大きな課題がありそうです。
また、一昔前のように『組み合わせ抽選』をその都度行わなければいけないことになります。2回戦・3回戦・準々決勝・準決勝…と。

しかしこの方法を取れば、理論上では『春のセンバツ大会出場校が、夏の予選をを突破した場合、両方の大会に出られる』という事になります。
前述のA案・B案では、春と夏のどちらか一方を切らなければいけませんでした。
理論上では、2020年の『春夏連覇』も可能になります。(ただしこの場合、グランドチャンピオン決定戦は行われません。)

優勝までの試合勝利数に差があるという事で、このシステムはうまくいくことになります。

では、春夏重複のチームが春側のトーナメントを優勝したら。
まずはそのチームが『春の優勝校』になります。
そして夏側のトーナメントを最終的に勝ち上がってきたチームと『夏の優勝校』の座を争います。
この場合、一見すると春側は『1勝しただけで夏の優勝校』と思えますが、既に厳しい春側のトーナメントを5回勝っていることになります。一方夏側のトーナメントを勝ち上がったチームも5勝もしくは6勝してこの『夏の優勝校』の決定戦にいることになります。
対戦前の試合勝利数の差も1勝にとどめることができます。
この場合、春の優勝校が勝った場合はその高校の『春夏連覇』になり、グランドチャンピオン決定戦は行われません。
夏側のトーナメントを勝ち上がった高校が勝った場合は、その高校が『夏の優勝校』となり、その後にまた同じカードで、グランドチャンピオン決定戦を行います。


それぞれA案・B案・C案の主なメリットとしては、

A案(ミックス大会)・日程やトーナメントなどを組みやすい。
B案(春夏ダブル)・グランドチャンピオン決定戦の楽しみがある。
C案(敗者復活あり)・(理論上)春夏両方の大会に出場できる。春夏連覇のチャンスが生じる。

主なデメリットは

A案(ミックス大会)・春の優勝校がなくなってしまう。
B案(春夏ダブル)・春側の出場校が変わってしまう可能性がある。
C案(敗者復活あり)・トーナメントの煩雑化等。

どのパターンを取るにしろ、やはり何が何でもコロナウイルスによって中止になった借りは返さなければいけません。
もちろんその時までにコロナウイルスを何が何でも収束させて、安心して最大の夏の甲子園大会ができるようにしなければいけません。

とにかくやれることはなんでもやる。うがい手洗い、咳エチケット、マスク着用、マウスウォッシュ、入浴足湯、物事に没頭する、いい睡眠を取る等…。